納骨・・

父の納骨を済ませました。
といってもお墓に、ではなくお寺に、です。 曽々祖父からお骨は某寺に納骨しているそうでお墓にはほんとに古いご先祖さまのお骨だけが納められています。 どういう経緯でそうなったのか知る由もないのですが、今回はそれが幸いしました。 というのは、一昨年ぐらいから、お墓のある市の方針で、市内に住んでない者のお骨は納められないようになってしまったからです。 父は現役のころは銀行員で転勤も多く、昔住んでいた家はもうないけど、戸籍はそのままだし親戚も多く住んでるのですが、その市内に住んでないので納骨できないそうです。 お墓って個人のものではないんですね。 両親は年に数回は訪れ、お墓のあるお寺にもその度に挨拶していたのですが、その市で死んだ祖父の法事はできても、戸籍はその市にあっても住民票はない父の葬式はできないし、納骨もできないそうです。 まあウチはそこに納骨するつもりがなかったのですが、なんか変な感じ・・・・
納骨自体は一周忌のときに家族全員で納めにいったのですが、そのお寺では半年に1回納骨際をして、共同墓地へと実際に納骨するそうで、母と2人でお参りしてきました。
半年分全部ということで、300人位は来てたかなあ。 ウチみたいにお骨を家のお墓にいれない人が随分いるもんなんですね。 家族が年に数回、へたすれば数年に1~2回しかお参りできなかったりするなら、父も祖父母もここの方が寂しくないかもしれません。 永代供養してくれますし、母にも自分も死んだらここにいれてくれ、誰も来ない墓にいれんといて、と言われております。 めんどくさがりの娘のことがよくわかっているようです。 私も子どもは男2人。 結婚したら(できたら)姑になっちゃうんだし、とにかく口出しするまいと(今から)心に決めているので(口出しされて自分が超イヤだから)、お墓の守りなんで頼みたくない。 お墓を持たない選択だってできるし、多くの人がそうしてるのがなんだかうれしい気分です。